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2013年8月31日土曜日

【イベント開催レポート】長崎アップルユーザグループ定例会(Aug, 2013)テーマは「電子書籍あれこれ」でした。

長崎アップルユーザグループの定例会レポートです。

2013年8月の定例会は、8月17日(土)18時~JR長崎駅前の「えきまえ」いきいきひろばにて開催しました。

8月のテーマは「電子書籍あれこれ」ということで、今回はしくさんに最近の電子書籍はどんなサービスがあるかの簡単な紹介・iBooksとKindleの紹介・自炊についてなどをお話頂きました。

定例会内容をレポートします。
8月の講師、しくさん
まず、電子書籍の基本として書籍を手元に得る方法として、
[1]アプリ型書籍を購入
[2]PDFやEPUB等の汎用規格のデータを購入
[3]電子書籍ストアで購入し、専用アプリ等で読む

が挙げられ、それぞれ特徴があります。

アプリ型書籍としては、書籍自体が単独のアプリとなって販売されており、アプリ単体で完結しますがそのアプリで他の書籍を読んだりすることができません。

汎用規格のデータとしては、PDFやEPUB等あり、読む端末を選ばないのが最大の特徴です。iPhoneでもiPadでもMacでも画面サイズに合わせて表示してくれる唯一の選択肢でしょう。

電子書籍ストアとしては、近年様々なストアがオープンしていますが、大別として「出版社が運営するストア」と「販売会社が運営するストア」の2つに分けられます。

BOOK WALKER 1G App
カテゴリ: ブック
価格: 無料


出版社が運営するストアでは、ラインナップが自社の書籍に限定されますが、その分貴重なタイトルがリリースされる可能性も高くなります。(BOOK☆WALKERなど)

一方、販売会社が運営するストアではストアによってサービスがかなり異なりますが、ラインナップや価格などはストア毎に個性があります。また、iOS系のアプリではリーダーアプリが各ストアでリリースされていることが多いのですが、アプリ内課金の方式を採用していないことが多いようで、これはアプリ内課金を採用してしまうと書籍毎の売上からAppleに3割抜かれてしまうからではないかと分析されていました。(KinoppyhontoBookLive!eBookJapanなど)

紀伊國屋書店Kinoppy App
カテゴリ: ブック
価格: 無料


次に、電子書籍を読む端末としては主に以下のようにまとめられました。
Apple:iPhone / iPad
Amazon:Kindle
楽天:kobo touch / kobo mini
SONY:Readerシリーズ
BookLive!:BookLive! Reader Lideo


また、電子書籍は購入しなくても自分で作ることができ、最近ではいわゆる「自炊」ということでちょっとしたブームになっています。

これは手元の本を断裁してスキャニングして汎用規格のデータにするのですが、それぞれの段階で詳しく説明して頂きました。

まず裁断方法ですが、簡単なものでは小型のカッターから本格的な卓上型の断裁機まで、さらにはキンコーズでできる断裁サービス(1冊105円)等を紹介されました。

 卓上型の断裁機としては、サイズや使い勝手でお値段ピンキリということで、これは実際の使用頻度に合わせて適切なものを選んだ方が良さそうです。

次にスキャニングについてですが、ドキュメントスキャナも色々なメーカからリリースされていますが、ScanSnapシリーズが自炊で好評を博しているPFU社が一歩リードしている印象でしょうか。



実際私もScanSnap iX500を使っていえ、スキャン速度など非常に満足しています。
また、EPSONやCANONなど昔からスキャナを販売しているメーカはぜひ頑張って良い製品をリリースして欲しいところです。

また、最近話題の「非破壊自炊」としてScanSnap SV600が挙げられましたが、スキャン速度や手間を考えると、通常の自炊で利用するよりも断裁できない貴重な文献や資料をスキャンする用途に向いているとのことでした。
書籍の断裁のデモ
また、非破壊自炊がiPhoneでできるとして「JUICE」というアプリを挙げられ、実際にデモして頂きました。
さらに通常の自炊のデモとして断裁機をお持ち頂き、断裁のデモまで。重かったと思いますが本当にありがとうございました!!

JUCIE 最速非破壊自炊カメラ App
カテゴリ: ビジネス
価格: ¥170



以上、8月の定例会レポートでした。

9月の定例会は、第3土曜日の9/21(土)に開催します。
※会場は6号室になります。

内容は「手のひらで描く未来。Leap Motionの実力とは?」ということで、先日発売開始されたLeap Motion Controllerをゲットしたので、デバイスの特徴やオリジナルアプリストアのラインナップ、さらには実際の操作感などを見て頂ければと考えています。

詳細は後日メーリングリストにて告知しますが、皆さんどうぞよろしくお願いします!

※掲載商品の価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成25年8月31日現在の情報です。

2012年2月10日金曜日

【iPadアプリレビュー】医療現場iPad実践ガイド:導入から実践へ。医療分野におけるiPad活用の最先端事例集(杉本 真樹/著,監修)

今回は、iPadアプリ「医療現場iPad実践ガイド」のレビューです。
(iPad 互換 iOS 4.3 以降が必要)

先日の記事で紹介した書籍「医療現場iPad実践ガイド」のiPad専用電子書籍アプリ。

著,監修は、神戸大学 大学院医学研究科 特命講師医学博士である杉本 真樹先生です。

当ブログでは、OsiriX生体質感造形(Bio-texture Modeling)について講演された、杉本先生のセミナーレポートを「医療分野におけるタブレット端末の活用」や「新世代DICOMビューアApp:OsiriX HDのご紹介」で記事にしていますので、ご興味がおありの方は合わせてどうぞ。

杉本先生とは何かとご縁を頂いており、近々では3月4日(日)13〜15時に、Apple Store 福岡天神にて開催されるスペシャルイベントにお声がけ頂いています。

こちらのイベント詳細は、後日ブログにて告知させて頂きますが、佐賀県庁の救急車へのiPad導入事例の立役者である円城寺さんも講師として参加予定ですので、皆さんどうぞお楽しみに(^^)
医療現場での様々なiPad実践事例紹介
さて、こちらの「医療現場iPad実践ガイド」ですが、前作の「医療現場iPad活用ガイド」と比べて、「URLリンク設定動画視聴アプリアイコンをタップするとApp Storeに移動」など、電子書籍として着実に進化しています。

iTunes App Storeでの書籍紹介は以下の通りです、
医療でのiPad/iPhone利用はすでに、トライアルの段階から臨床での実践段階へと確実にステップアップしています。電子問診票から電子カルテ、在宅医療/在宅介護のスタッフ連携システム、外科手術ナビゲーションまで、さまざまな医療シーンで活用され、実績を上げています。本書は座談会、事例紹介、医療現場でのiPad設定、注目の医療系アプリなど、医療現場でのiPad/iPhone実践例を多面的に紹介。iPad/iPhone利用のノウハウ、アイデア、レポートがぎっしり詰まった医療現場必携のガイドブックです。
iPad導入が進む医療分野での最先端事例を見ることができ、とても勉強になりますし、どういったアプリが実際の医療現場で採用されているのかを知ることは、アプリ開発の観点からも有意義だと思います。

また、合わせて「OsiriXパーフェクトガイド」のiPadアプリ版もリリースされていますので、OsiriXにご興味がおありの方はこちらもぜひどうぞ!



医療現場iPad実践ガイド App
カテゴリ: ブック
価格: ¥2,400


医用画像解析アプリ OsiriXパーフェクトガイド App
カテゴリ: ブック
価格: ¥5,200


※価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成24年2月10日現在の情報です。

2012年1月20日金曜日

【Mac OSアプリレビュー】待望のApple公式の電子書籍作成アプリ「iBooks Auther」と「iBooks 2.0」でかんたん電子書籍制作

今回は、2012年1月19日にニューヨークで開催された、教育関連のスペシャルイベント「Apple Special Event January 2012」にてリリースされた、無料の電子書籍作成アプリ「iBooks Author」と新しいデジタル教科書を提供する「iBooks 2.0」のレビューです。

まだ全ての機能を使ったわけではありませんが、電子書籍制作の流れとしては、まずMac OSの無料アプリ「iBooks Author」で電子書籍コンテンツを制作します。
※インストールには、OS X Lion 10.7.2以降が必要です。
インスペクタなど、おなじみのインターフェイス
iBooks Author」は、インスペクタ・カラー・フォントなどiWorkシリーズと一貫したインターフェイスのため、Keynoteなどで慣れている方にとっては非常に使いやすいと思います。

また、さすがにInDesignやQuarkからとはいきませんが、PagesやWordからデータをインポートする機能も搭載されているので、ある程度過去の資産も活用できるのではないでしょうか。
様々なウィジェットが簡単に追加できる
電子書籍ならではの機能として「ウィジェット」が簡単に追加できるようになっており、現在「ギャラリー/メディア/練習問題/Keynote/インタラクティブ/3D/HTML」の7つを利用することができます。

このクオリティのアプリが無料で提供されるとは、正直驚きました。
Appleがいかにこの分野に力を入れているかが見て取れます。

そして、電子書籍コンテンツ制作が進んできて、ある程度の段階になったら、Macに接続したiPadにインストールされた「iBooks 2.0」でリアルタイムプレビューを行います。
※リアルタイムプレビューには、iTunes 10.5.3が必要です。

iBooks Author」で制作する電子書籍は、iBookstoreなどを通してiPad向けに配布されることが想定されているので、ここで行うプレビューは、そのまま配布先のiPadでの動作検証になります。

このあたりで、iOSデバイスがAndroidデバイスのように端末種類が多岐に渡っていない優位性が出てきますね。

Android向けに電子書籍をリリースしようと思うと、様々な画面解像度を考慮して制作・検証を行う必要がありますが、iOSデバイスの場合はその手間が段違いです。

特にiPad用であれば、今のところ1機種で検証すればOK。
仮に次期iPadにretinaディスプレイが搭載されたとしても、2つのプロファイルで検証するだけです。
3種類の書き出し形式に対応
電子書籍コンテンツの制作と、iPad実機での検証確認が完了したらデータの書き出しです。

iBooks Author」からの書き出しは「iBooks / PDF / テキスト」に対応しており、「iBooks」形式で書き出した電子書籍は「iBookstore」でのみ販売できます。

iBookstore」での電子書籍販売についての注意点として、MACお宝鑑定団 blogの記事によると、

Appleが、サポート情報「iBooks Author: Publishing and distribution FAQ」を公開し、iBooks Authorで作成したデジタル書籍は、無料の場合Web等で配布出来るが、一部有料あるいは課金方式など、電子書籍を有料販売する場合はiBookstore経由でのみ販売出来ると説明しています。
これは、iBooks Authorの使用許諾契約の中の「重要な通知」の中で太字で記載されています。
著作物を商用配布する場合は、Apple (あるいはAppleの関連会社または子会社)との書面による別途の契約を締結することが必要とされ、Appleは、理由のいかんを問わず、その単独の裁量によりユーザーがiBooks Authorで作成した著作物を配布対象に選定しないと決定することができると明記されています。
また、iBookstoreに登録出来るファイルサイズは2GBまでで、無料の場合は必要無いが、有料の場合は別途サンプル版も用意する必要があるそうです。

ということで、「iBooks Author」で作成した電子書籍は、無料の場合はWebなどで自由に配布できるが、有料で販売する場合は必ず「iBookstore」経由となるそうです。

どんな電子書籍が作れるのか、というサンプルで日本からダウンロードできるのは、無料の「E.O. Wilson's Life on Earth」だけのようですが、サイズが965 MBもあるので注意してください。
※ダウンロード後は、単体アプリではなくiBooksアプリのライブラリに表示されます。

また、「iBooks Author」で制作されたものではありませんが、iPadアプリの「Our Choice」は、「iBooks Author」の原案になったのではないかな?と思うような、とてもインタラクティブな動作をする電子書籍アプリで、サイズも52.6 MBなので興味のある方はぜひどうぞ。

いずれも、電子書籍の新しい世界を拓くもので、これからは従来の紙媒体をスキャンしてPDFにした単純なものだけではなく、iPad独特の直感的な操作によって、映像が流れたり画像が拡大できたりするものが、スタンダードな形になっていくのかも知れませんね。

※価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成24年1月20日現在の情報です。

2011年12月10日土曜日

【AXIESレポート】Infoteriaセミナー「第3世代登場!スマートデバイス向け教材作成サービス Handbook 活用事例とご紹介」at 大学ICT推進協議会 2011年度年次大会

2011年12月7日(水)〜9日(金)に、福岡市の福岡国際会議場で開催された、AXIES 大学ICT推進協議会の「2011年度 年次大会」に参加し、様々なセミナーや展示が行われましたので、数回に分けてレポートを行います。

今回は、企画セッションの企業セミナーをされた「九州大学」と「インフォテリア株式会社」のセミナーレポートの後半です。

セミナーのタイトルは「第3世代登場!スマートデバイス向け教材作成サービス「Handbook」活用事例とご紹介」。

まず、昨今のスマートデバイスの時代においては、スマートフォンは、もはや単なる電話どころではなく、高性能なコンピュータと呼ぶに相応しく、かつてスパコン言われていた「CRAY-1」と比較してもCPU性能で12倍、メモリ容量にいたっては128倍もあり、かつてのスパコン以上の性能が手の中にある時代になってきています。
iPhone 4とCRAY-1との比較
また、2011年のスマートフォンの出荷台数は、約4億7,200万台と予測されており(出典:IDC.com)、現在スマートフォンはオモチャだ。などと揶揄する人もいるが、かつてPCもインターネットもオモチャと呼ばれていた頃があったが、今やどちらもライフスタイルを一変させてしまっており、スマートフォンでもその歴史は繰り返すと断言されていました。

しかし、スマートフォンはPCと同じ問題を抱えており、「コンピュータ、ソフトなければタダの箱」ということで、購入当初は残念ながらたいしたアプリが入っておらず、ここがオモチャと言われるゆえんになっているそうです。

ゲームアプリ等は非常に数多くリリースされているにも関わらず、学習用や学校用のアプリが非常に少ないのが現状であり、Handbookでこれを変えていきたいと仰っていました。

Handbookは組織での利用が前提のアプリで、資料をクラウド上で集中コントロールできます。

Handbook Studioがクラウドサービスとなり、管理者はここにアクセスして教材の登録や配信を行い、クライアントは無料のHandbookアプリで教材の閲覧・試験・クイズなどを行います。
Handbook App
カテゴリ: 辞書/辞典/その他
価格: 無料

また、名古屋文理大でのHandbook導入事例を挙げられ、その際に学生にアンケートをとった結果を公表されていました。
Q.Handbookに満足か?
…94.1%の学生が満足と回答

Q.iPadでの資料配付は便利か?
…89.6%の学生が便利と思うと回答

Q.知りたいことを自分で調べる機会が増えたか?
…76.1%の学生が増えたと回答

Q.iPadは学習の役に立つか?
…88.9%の学生が役に立つと回答

Q.iPadをもっと多くの授業で使いたい
…91.7%の学生が使いたいと回答
様々なスマートデバイスに対応
画像出典:Infoteria
次に、Handbookが選ばれる理由として、以下の7点を挙げられました。
1.専門家でなくても使える簡単操作
…先生が利用中の資料をアップするだけ

2.何処でも使えるオフライン対応
…オンライン環境でダウンロード可能

3.教材とユーザの集中管理
…CMSやLDAPなどでグループ単位で管理できる。

4.学習を促進する試験・クイズ・アンケート
…試験やクイズは6パターン、アンケートは3パターンに対応。結果はHandbook Studioで習得可能。

5.安心のセキュリティ
…教材ダウンロードの許可/禁止の設定が可能。ID単位で見れるホームを変えることができる

6.PDF教材へのメモ機能
…注釈など

7.高いコストパフォーマンス
…学生数による増額なし、新機種追加による増額なし
SaaS型:21,000円/月~ ※500ユーザまで
設置型:198万円 ※保守料別途
直感的なインターフェイスと簡単な操作
画像出典:Infoteria
Handbookは既に第3世代であり、
Smart :「ウノウ」を刺激する使い勝手
Simple:ビジネスを加速するシンプルさ
Secure:情報を守る確固たるセキュリティ

の3つの大きな特徴に基づき、Handbookを導入することで、学生には「いつでも、どこでも、学べるスマートな学習環境」を、先生には「現場で教材を作成、更新できるスマートな教材作成」を、管理者には「セキュリティや状態を中央管理できるスマートなツール管理」を提供できる。と説明されました。

最後にまとめとして、
・スマートデバイスは「いつでも、どこでも学べる」教育のイノベーションに貢献する。
・九州大学はHandbookを活用し、アクティブラーニングを推進。
・名古屋文理大では、94.1%の学生がHandbookに満足。
・他の大学でも続々採用中。Handbookが選ばれる理由があります。

と締めくくられました。

※価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成23年12月9日現在の情報です。


【AXIESレポート】九州大学セミナー「九州大学におけるICT利用学習環境」at 大学ICT推進協議会 2011年度年次大会

2011年12月7日(水)〜9日(金)に、福岡市の福岡国際会議場で開催された、AXIES 大学ICT推進協議会の「2011年度 年次大会」に参加し、様々なセミナーや展示が行われましたので、数回に分けてレポートを行います。

今回は、企画セッションの企業セミナーをされた「九州大学」と「インフォテリア株式会社」のセミナーレポートです。
セミナーのタイトルは「九州大学におけるICT利用学習環境」と「第3世代登場!スマートデバイス向け教材作成サービス「Handbook」活用事例とご紹介」の2部構成。

どちらも非常に濃い内容で、メモの量も多かったので、今回の記事では「九州大学」のセミナー内容についてレポートし、「インフォテリア株式会社」のセミナー内容は、次の記事でレポートします。

まず、九州大学でのICTを活用した教育学習環境としては、2002年頃に学内の実験的なプロジェクトとして始まり、LMS(Learning Management System)としてBlackboard(当時はWebCT)を採用されています。
LMSとして圧倒的なシェアを誇るBlackboard
画像出典:delta initiative
60%:九州大学の学部学生の利用率次に、2011年度のLMSの利用状況として、60%/90%/100%/11%という数字を挙げられ、それぞれ以下の通りです。

90%:1年生が利用した割合
※LMSは学内教育のインフラなので、1年次に使えるようになってほしいということで、1年生のほとんど全員が履修する情報処理演習の授業で、教育資料をLMS上に置くようにした

100%:医療系学部の学生は全学年を通してほぼ100%

11%:教職員がLMSを使用した割合
※目標としては教職員含めて利用率を100%をすること。資料等をLMS上に置くようにしている。
マサチューセッツ工科大学
次に、教育情報公開としてオープンコースウェア(OCW)が取り上げられ、2001年頃にOCWが始まったMIT(マサチューセッツ工科大学)では、当時e-Learning分野で他大学より立ち遅れていた経緯があり、MITが無償で教材などを公開することに踏み切り、また他大学にもそのムーブメントを広めようと働きかけたそうです。

日本では2005年に主要6大学がOCW開始、現在20大学がOCWに参加しているそうです。
特に講義資料など動画に特化したものは、YouTubeなどで配信されています。

次に、九州大学でもアクティブラーニングの取り組みが始まっており、教室内で教員が学生に一方的に教えるだけでなく、学生が主体的になって学習できるよう「iPod touch」が導入されているようです。
Handbook
その中で「Handbook」が導入された経緯として、5年程前にある学生から寄せられた以下のような意見があったそうです。
e-Learningでは「いつでもどこでも好きな時に学習できること」ということで、紙の資料配付をやめてLMS上に様々な資料が置かれるようになり、自宅や大学のPCからLMSにアクセスできるようになりました。ところが、遠方から長時間かけて通学している学生にとっては、紙の方が利便性が良く、LMSによって逆に利便性を損ねてしまった。というもの。
これが一つのキッカケとなり、iOSやAndroidをはじめ、主要なスマートデバイスに対応していて、かつあらかじめオンライン環境で資料をダウンロードしておけば「オフライン環境で利用することができる」Handbookが導入されました。

特に九州大学では学内に無線LANが張り巡らされているので、3G回線を使わなくても利用でき、予め学内でLMSからスマートデバイスに資料をダウンロードしておき、通学中に閲覧できるようになるそうです。

最後に、実際に利用されているHandbookのデモが行われました。
後半の「インフォテリア株式会社」による内容は、次の記事でレポートします。

※平成23年12月9日現在の情報です。


2011年12月1日木曜日

【書籍紹介】医療現場iPad実践ガイド/監修:杉本 真樹、編著:エクスナレッジ医学編集部が発売されます。

医療分野でのiPhone/iPad活用で第一人者と言っても過言ではない、神戸大学 大学院医学研究科 特命講師医学博士である杉本 真樹先生が監修された「医療現場iPad実践ガイド」が本日より発売されます。

当ブログでは、OsiriX生体質感造形(Bio-texture Modeling)について講演された、杉本先生のセミナーレポートを「医療分野におけるタブレット端末の活用」や「新世代DICOMビューアApp:OsiriX HDのご紹介」で記事にしています。

以下、Amazonからの内容紹介の抜粋です。
医療でのiPad/iPhone利用はすでに、トライアルの段階から臨床での実践段階へと確実にステップアップしています。電子問診票から電子カルテ、在宅医療/在宅介護のスタッフ連携システム、外科手術ナビゲーションまで、さまざまな医療シーンで活用され、実績を上げています。
本書は座談会、事例紹介、医療現場でのiPad設定、注目の医療系アプリなど、医療現場でのiPad/iPhone実践例を多面的に紹介。iPad/iPhone利用のノウハウ、アイデア、レポートがぎっしり詰まった医療現場必携のガイドブックです。


前作となる「医療現場iPad活用ガイド」からさらに進化し、活用から実践へ。
様々な医療機関で利用されるiPhone/iPadの実践集ということで、ご興味がおありの方はぜひどうぞ!
医療現場iPad活用ガイド App
カテゴリ: ブック
価格: ¥2,100


※価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成23年12月1日現在の情報です。


2011年8月16日火曜日

第25回Apple BU開催レポート「Adobe Creative Suite 5.5による超効率的なiPhone/iPad向けコンテンツ制作」

2011年8月13日(土)17:00~19:00に、Apple Store 福岡天神にて第25回Apple BUを開催しました。

第25回Apple BUは、アドビ システムズ 株式会社の西山 正一 氏に「Adobe Creative Suite 5.5による超効率的なiPhone/iPad向けコンテンツ制作」というタイトルで講演していただきました。

今回の講演内容をレポートします。
※当日私がリアルタイム実況したツイート内容を抜粋しています。


はじめに、Adobe社の提供するサービスの説明。
今まではPhotoshopなどToolとなるアプリの提供が主だったが、現在はFlashAIRを含めたRuntimesや分析分野(Analytics)も拡充。
Adobe Flash Player
Adobe AIR
現在、スマートフォンのOSはiOSとAndroidの2種類に大別されるが、デバイスの種類は多様化していて、コンテンツ対応するのが大変な状況になってきている。

そこで、開発会社Golden Gekkoが公表した、商用モバイルアプリを外注した場合の目安となる金額。
Androidで1,800〜3,000万円。iOSで1,200〜2,400万円。
アップデートなどを考えるとさらにコストがかかっている。
HTML5 ロゴ
「AdobeとWeb標準」について。
DreamweaverやIllustratorといった主要なアプリでHTML5をサポート。
jQueryやWebKitに寄与しており、HTML5のデザインやアニメーションのためにツールを開発中。

Dreamweaver CS 5.5」サイト制作の新機能&強化機能について。
CSS3対応のCSSパネル。メディアクエリー。HTML5対応のコードヒント。jQueryサポート。モバイル機能の新機能。jQuery Mobileサポートなど。
Adobe Creative Suite 5.5 Web Premium
Dreamweaverのデモ。
ライブビューなどの説明と、ライブビューのスマートフォン向けマルチスクリーン機能のデモ。
メディアクエリーでカスタム設定。HTML5用にjQuery Mobileの機能を利用することができる。
Dreamweaverでのアプリケーションフレームワークの設定。
Android SDKのパスとiOS Developer Toolsのパスを設定すると、DreamweaverにSDKをインストールすることができる。
Adobe Edge Preview
Adobe Edge Preview」について。
Adobe Labsでリリース。HTMLのアニメーションを作るアプリ。
FlashではなくHTMLとJavaScript。100%Web標準の技術で作られる。

Adobe AIR」について。
クロスデバイスを実現するアプリケーションの開発キット(SDK)とその実行環境(ランタイム)。
PCだけでなくスマートフォンやタブレット端末でも動作するのが特徴。

「Adobe AIRによるコスト削減効果は?」
制作会社Woven Interactiveの場合、ネイティブ開発に比べて45%のコストカット。
メンテやサポートも考慮するとトータルで50~60%のコストカットを実現。
Adobe Creative Suite 5.5 Design Premium
Flash CS 5.5」について。
iOSやAndroidアプリ開発。 共有アセット管理。コードスニペットの強化等。

Flash Builder 4.5 Premium」について。
前はFlex Builderだったが名称変更。プログラマ向けFlash開発環境。

Adobe Developer Connection」について。
Twitterアカウントは、@ADCJP_Adobe

Wallaby Technology Preview」について。
FlashをHTML5に変換するアプリ。
Adobe Creative Suite 5.5 Production Premium
デジタルパブリッシングについて。
InDesignを利用してデジタルマガジンを作成する。
「Golf Todayアプリ」クラブ別にショット音を聞くこともできる。
ゴルフトゥデイ飛ばしレッスン 新開発!! 動く! 音が出る! App
カテゴリ: スポーツ
価格: ¥450


ADPS(Adobe Digital Publishing Suite)の紹介。
InDesign CS5.5で制作したインタラクティブレイアウトデータを、多様なデバイス用のアプリに変換し配信。アプリ開発の必要がない。

ADPSではコンテンツと広告の効果分析を標準で提供。
別途契約で効果測定システムSiteCatalystの技術を活用。
自分の媒体に対して明確な価値を提示することができる。日本ではもうすぐリリース予定。

ADPSなら、リッチでインタラクティブなデジタルマガジンを、開発いらずで制作で、ホステッドサービスなので、イニシャルコストを最小限に抑えることができる。


以上、第25回Apple BUのレポートになります。


@shonsym さん、今回は本当にありがとうございました。
また今週末はAUGM熊本でお会いしますが、またApple BUもぜひよろしくお願いします!

※記事内容は2011年8月13日現在の情報になります。


2011年7月25日月曜日

2011年8月のApple BU、テーマは「Adobe Creative Suite 5.5による超効率的なiPhone/iPad向けコンテンツ制作」


第25回となる2011年8月のApple BUは、記念すべきApple BU開催2周年の月にあたります。

毎年記念月である8月は、通常の第3水曜の夜開催ではなく、土曜日開催となります。

今年は8月13日(17:00〜19:00に、Apple Store 福岡天神にて開催ですのでお間違えのないようにお願いします。
※Apple BUとは、毎月第3水曜の夕方から、Apple Store 福岡天神にて開催している、参加無料のセミナーイベントです。
ビジネスの現場でApple製品(Mac・iPhone・iPadなど)を利用しているユーザ向けに、「ビジネスに活かすApple」をキーワードに毎回特定のテーマで開催しています。
第25回のApple BUは、PhotoshopやIllustratorやInDesign等々、プロクリエイター必須ソフトを数多くリリースされる、アドビ システムズ 株式会社様から、クリエイティブ ソリューション 第2部 部長である西山 正一氏に講演していただきます。
西山 正一 氏
今回のタイトルは「Adobe Creative Suite 5.5による超効率的なiPhone/iPad向けコンテンツ制作」。

電子出版、HTML5対応Webサイト、iPhone/ iPad向けアプリケーション開発に関する最新ソリューションを、デモンストレーションを交えながらご紹介していただきます。

時間的にもコスト的にも超効率的なソリューションであると、自信を持ってお勧めされる内容となっておりますので、どうぞお楽しみに!

Adobe Creative Suite 5.5
また、Apple BU終了後には懇親会を開催しますので、ご参加いただける方は当日スタッフまでお伝えください!