長崎アップルユーザグループの定例会レポートです。
2017年10月の定例会は、10月21日(土)18時~JR長崎駅前の
「えきまえ」いきいきひろばにて開催しました。
10月のテーマは「
秋のApple 新製品と新OSについて!」ということで、今回は新しくリリースされた、
macOS High Sierra と
iOS 11 の新機能についてそれぞれデモを交えて見ていきました。
まずは、macOS High Sierra の一番大きな変更点として、ファイルシステムが APFS( Apple File System )がデフォルトとして設定され、SSD やフラッシュドライブが搭載のMacであれば、macOS High Sierra にアップグレードすると、自動的にファイルシステムが更新されるようになりました。
これによって Finder でのファイル複製や、フォルダの容量を調べる時間が短縮されるようになり、より快適に Mac を利用できるようになりました。
OSレベルでのアップデートの他、ソフトウェアレベルでのアップデートも多くあり、特にネイティブアプリである「写真」では Photoshop に近いような高度な画像編集が可能になっている他、「メモ」や「メール」さらには「 Safari 」なども機能が追加され、増々便利になっています。
ただ、ファイルシステムの大幅な刷新を除けば、アプリレベルでの順当なアップデートという印象もあり、近年の macOS は、革新的な機能追加よりも安定性が求められることもあり、非常に手堅いアップグレードになると思いました。
次に、iOS 11ですが、こちらは色々な新機能があります。
まず OS レベルでは32 bit アプリの対応が終了となり、今回のアップグレードによって 64 bit に対応していないアプリは使えないようになりました。昔から使っていてベンダーがアップデートを終了しているアプリなどがある場合は注意が必要です。
また、今回コントロールセンターもカスタマイズできるようになったのと共に、Wi-Fi をオフにしても実際には接続解除だけになるなど、様々な修正が加えられました。
iOS デバイスの画面を収録できる「画面収録」機能なども追加になり、より便利になっていっています。
また、スクリーンショット機能も今までは撮影した瞬間に写真として保存されていましたが、今回からは一旦サムネイルが表示され、位置をトリミングして保存したり署名を追加することができるようになりました。
最後に、新規アプリとして追加された「ファイル」。これは iCloud ストレージの他に、 OneDrive や Amazon Drive や Google Drive などのクラウドストレージを追加することによって、 macOS のようなファイル管理を実現しています。
複数のクラウドサービスを利用されている場合には、ファイルの一元管理が iOS でも可能になったことで、効率が上がっていくと思います。
その他も様々な機能追加が行われていますので、気になる方はぜひ詳細のアップグレード情報を調べてみてください!
以上、10月の定例会の報告でした。
次回11月の定例会は、11/11(土)に開催します。
※会場は1号室です。初めての部屋なのでお間違えのないようにお願いします!!
内容は「
iPhone X 登場!?」ということで、いよいよ予約開始となった iPhone X を、メンバーのどなたかがゲットされていればデモして頂ければと思っています(私が今回は機種変しないので他力本願ですみません!!)。
詳細は後日メーリングリストにて告知しますが、皆さんぜひよろしくお願いします!
※掲載商品の価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成29年10月29日現在の情報です。