2012年7月の定例会は、7月28日(土)18時~JR長崎駅前の「えきまえ」いきいきひろばにて開催しました。
今月のテーマは「Mountain Lion がやってきた!」という事で、定例会の数日前にリリースされたのOS X Mountain Lionについて取り上げ、OS X Lionからどのように進化を遂げたのか、新機能などを検証しました。
今月の定例会内容をレポートします。
外が明るくても液晶テレビなら見やすいです |
OS X Mountain Lionでは200を超える新機能が追加されたということで、全てを検証するのは不可能ですが、主要なものから順番にデモ。
今回は私のMacの準備不足で、しくさんのMacでメインにデモを行って頂きました。
まずMacでのAirPlay機能で注意点として、ハードウェア的な制限があるので、全てのMacと
Apple TVの組み合わせで実現できる訳ではないようです。
Appleのサイトから引用してみました。
AirPlay Mirroring requires a second-generation Apple TV or later, and is supported on the following Mac models: iMac (Mid 2011 or newer), Mac mini (Mid 2011 or newer), MacBook Air (Mid 2011 or newer), and MacBook Pro (Early 2011 or newer).Apple TVは筺体が黒のモデルであればOKですね。Macはそれぞれ2011年モデル以上が必要のようです。
Macでも音声入力機能がサポートされました |
音声からテキストへの変換は専用サーバを利用しているようですので、インターネット回線が必要です。
日本語の認識は難しいと言われていますが、方言を使わない標準語であれば、漢字も含めてかなりの認識率が実現されています。また、人名などは予め連絡先に登録しておけばOKです。
通知センターもサポートされました |
画面最右上がspotlightではなく通知センターに変更になっています。
通知スタイルもiOSと同じように選択できるので、両OSでの一貫性が保たれています。
その他の新機能を見ても、iOSとMac OSの融合がかなり進んできている印象を受けます。
バックアップなど非常に便利なPower Nap機能 |
これはとても便利な機能で、Macのスリープ状態を活用し、iCloudとの同期やTimeMachineバックアップ、ソフトウェアアップデートなどを、バックグラウンドでスリープ状態のままでランプやファンも作動することなく行う機能です。
通常、Macを利用している時にこれらの動作が行われると、少なからずCPUやメモリを占有し体感的に動作が遅くなる場合があります。
スリープして電源につなげている状態。つまり夜間などの利用していない時間を上手に活用する、素晴らしい機能だと思います。ぜひオンにしておきたい機能ですね。
iChatはiMessage機能を持つメッセージに変更 |
例えばiCalがカレンダーになったり、アドレスブックが連絡先になったり。
さらに、iChatはiMessage機能を持ったメッセージに変更されました。
iCloudのiMessage機能をオンにして登録したメールアドレスや電話番号宛にメッセージを送信すれば、iPhoneでもMacでも同期された同じように利用できます。
SMSやMMSがデバイス限定だったことを考えると、大きな進歩ですね!
その他にも様々な新機能があり、時間ギリギリまで一つずつデモしていきました。が、やはり全ては検証できなかったので、気になる方はこちらの公式サイトにて全ての新機能をチェックされてみてくださいね。
以上、7月の定例会レポートでした。
来月の定例会は、通常の第3土曜日の8/18(土)に開催します。
※来月の会場は6号室になります。
内容は「クラウド最前線!様々なクラウドサービスを比較してみよう」ということで、AppleのiCloudはもちろん、EvernoteやDropBoxなどiOSデバイスで大人気のクラウドサービスや、GoogleのGoogle Drive、MicrosoftのSkyDriveなど様々なクラウドサービスを比較検証してみようと思います。
詳細は後日メーリングリストにて告知しますが、来月も皆さんどうぞよろしくお願いします!
※価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成24年7月28日現在の情報です。