2012年2月17日金曜日

【イベント情報】医療分野でiPhone/iPad活用の最先端を行くお二人がApple Store 福岡天神に!「医療現場から学ぶ、想いが届くプレゼンテーション」

今回は、いつも開催しているApple BUではありませんが、Apple Store, Fukuoka Tenjinで開催されるスペシャルイベントのご紹介をします。

当ブログでも、セミナーレポートや書籍・アプリ紹介で何度もご登場頂いている、神戸大学 大学院医学研究科 特命講師の杉本 真樹先生にお声がけを頂き、3月4日(日)の13〜15時に開催されるスペシャルイベントに、私も少しだけ出演させて頂くことになりました。

このイベントの主催は杉本先生で、タイトルは「医療現場から学ぶ、想いが届くプレゼンテーション」です。概要は以下の通り。
Mac、iPhone、iPadが、人とのコミュニケーションやSNSを劇的に進化させています。このセミナーは、自分の想いをもっと上手に伝えたい方のために、医療現場で実践されているプレゼンテーションという新しい手法をご紹介します。iPadが手術や救急医療を大きく変えた実例などを、Appleユーザーグループとのコラボトークも交えてご紹介します。
イベントの流れとしては、まず始めに杉本先生による講演が約1時間あります。

内容は、先生がされているApple製品を利用した医療分野での活用事例紹介や、医療現場でのニーズをカタチにしてこられた経験から、それを伝えてゆく方法論としてのプレゼンテーション術について。

また、Garr Reynolds氏が提唱する「PresentationZen」をご紹介し、現在お二人が手がけているプロジェクト「プレゼン思考術"Presentation Thinking"」による、新しい日本人プレゼンスタイルなどをご紹介します。

次に、県内の救急車全台にiPadを利用したシステムを導入し、医療分野での業務効率化を促進されている、佐賀県 健康福祉本部 医務課 医療支援担当主査の円城寺 雄介氏が講演されます。

内容は、佐賀県でiPadを導入するに当たって、円城寺氏がどのようなプレゼンテーションスタイルで人々の心を動かしていったのか、さらに実際にiPadを配備するに当たって、多忙を極める救命救急のスタッフ達にどのように説明していったのか。などをご紹介します。

最後に、私も加わった3名でトークショー形式にて「プレゼンテーション」について考えます。

私からは、Apple User GroupApple BUAUGMなどで学んだプレゼンテーションの重要性や有効な表現方法などをご紹介し、講師3名で「コミニュケーション力を身につけられるようなアイデア」をご提供できればと思っています。

いつものApple BUと違って日曜 午後の開催ですし、事前参加登録なども必要なく、もちろん無料のイベントですので、ご都合の合われる方はぜひお気軽にご参加ください(^^)



【講師プロフィール】
杉本 真樹(すぎもと まき)

医師, 医学博士
帝京大学病院, 国立病院東京医療センター, 帝京大学ちば総合医療センター, 米国退役軍人局パロアルト病院を経て, 現在神戸大学特命講師、帝京大学医療情報システム研究センター客員教授を兼任.  2008年米国Apple本社のサイエンス/メディカルwebページをデザイン.  iOSアプリ「OsiriX Navigator」「医療画像解析アプリOsiriXパーフェクトガイド」「医療現場iPad実践ガイド」をプロデュース. 日本外科学会専門医, 日本内視鏡外科学会技術認定医, 日本消化器内視鏡学会専門医.
円城寺 雄介(えんじょうじ ゆうすけ)

佐賀県 健康福祉本部 医務課 医療支援担当主査。
立命館大学経済学部を卒業後、2001年佐賀県庁入庁。
道路・河川整備、金融監督、人材育成といった業務を経て2010年から救急医療担当。
2008~2009年まで早稲田大学マニフェスト研究所人材マネジメント部会にて、人が活き活きと働くことができる「人材マネジメント」や「ドラッカー経営」などを学ぶ。
「現場主義」と「価値前提」をモットーに、行政職員としては初めて現場出動する救急車、ドクターカー、ドクターヘリのすべてに同乗。
同乗した救急現場での経験を活かし、日本で初めて佐賀県すべての救急車にiPadを配備し、ICTによる救急医療現場の変革を進めている。
川原 健司(かわはら けんじ)

第一印刷株式会社 スマートシステム開発室 リーダー
1981年、長崎県出身。
2007年4月から Apple User Group「長崎アップルユーザグループ」を主催。
2009年4月には「AUGM 長崎」を初開催し、現在グループメンバーは160名を超えている。
2009年8月から「Apple BU」を片田氏と共に主催。毎月様々なジャンルの講師にご登壇頂きApple製品のビジネス活用方法を提案中。
Apple Certified System Administrator (ACSA)。