2012年3月29日木曜日

【イベント情報】長崎アップルユーザグループの定例会(Apr, 2012)を開催します。4月のテーマは「新しいiPadが目に見えて革命的な理由とは!」

長崎アップルユーザグループの定例会のご案内です。

メンバーにはメーリングリストにて告知していますが、2012年4月の定例会は通常の第3土曜である4月21日(土)の18時〜JR長崎駅前に「えきまえ」いきいきひろばにて開催します。
※4月は15号室での開催になります。
「えきまえ」いきいきひろば
18〜19時 座談会(「えきまえ」いきいきひろば 15号室)
19〜20時 懇親会(別会場)

4月の座談会の主な内容は、先日発売された新しいiPadのキャッチコピーである「目に見えて革命的」からもじり、「新しいiPadが目に見えて革命的な理由とは!」ということで、私のiPad 2と新しいiPadを比較して、どこがどのように優れているのか、革命的なのか。を検証してみたいと思います。

今回も懇親会の会場は、参加人数によって決定します(会費は3,500円程を予定)

この定例会は、長崎アップルユーザグループのメンバー限定ですが、長崎アップルユーザグループはどなたでもお気軽にご参加頂けますので、ご興味がおありの方はお気軽に私までお問い合わせください(^^)

2012年3月28日水曜日

【イベント情報】2012年4月のApple BUテーマは「HPのクラウドプリンティングで、あなたのビジネスをもっと快適に」松本 達彦氏(日本ヒューレット・パッカード株式会社)

第33回となる2012年4月のApple BUは、4月18日(水)19:00~20:00に、Apple Store 福岡天神にて開催します。
※Apple BUとは、毎月第3水曜の夕方から、Apple Store 福岡天神にて開催している、参加無料のセミナーイベントです。
ビジネスの現場でApple製品(Mac・iPhone・iPadなど)を利用しているユーザ向けに、毎回特定のテーマで「ビジネスに活かすApple」をキーワードに開催しています。
第33回のApple BUは、Apple Store店舗でも多くみるHPプリンタを販売される、日本ヒューレット・パッカード株式会社の松本 達彦氏に講演して頂きます。
松本 達彦氏(日本ヒューレット・パッカード株式会社)
今回のタイトルは「HPのクラウドプリンティングで、あなたのビジネスをもっと快適に」。

iPhone/iPadから直接プリント出力ができる「AirPrint機能」や「Google Cloud Print™」。そしてHP独自機能である「HP ePrint」などを利用したビジネスをより快適に、便利にするプリンティングソリューションをご紹介頂きます。

また、Apple BU終了後には懇親会を開催しますので、ご参加いただける方は当日スタッフまでお伝えください!



【講師プロフィール】

松本 達彦(まつもと たつひこ)

日本ヒューレット・パッカード株式会社
イメージング・プリンティング事業統括)
コンシューマービジネス本部 本部長

【会社プロフィール】

社名
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP)
(英語名:Hewlett-Packard Japan, Ltd.)
設立
1999年(平成11年)7月
代表取締役 社長執行役員
小出 伸一
資本金
100億円
売上高
3,649億円(2011年10月期)
事業
コンピューター、コンピューター周辺機器、ソフトウェア製品の開発・製造・輸入・販売・リース、
ITサービス

本社
東京都江東区大島2丁目2番1号
セールス/サポート拠点
全国24ヶ所
社員数 5,300名(2011年4月現在)

※イメージング・プリンティング事業統括 コンシューマービジネス本部 は、中小規模の企業、SOHO、および消費者のお客様向けのインクジェット・プリンターを提供しております。

2012年3月27日火曜日

医療分野での3D映像技術の活用事例。OsiriXを利用した3D医学教育とiPadナビゲーション手術について。

いよいよ神戸大学 杉本先生をお迎えしてのイベント「想いが届くプレゼンテーション思考術 ”Presentation Thinking” 」の開催日が今週末3月31日(土)に迫ってきました。

現在34名の方に参加申し込みを頂いており、まだ席には余裕がありますので、参加登録がお済みでない方はぜひこちらのイベントページからよろしくお願いします。

さて、杉本先生は様々なご活動をされていらっしゃいますが、本業である医療分野ではいちはやく外科手術にiPadを導入されるなど、先進的な取り組みをされていらっしゃいます。

今回、先生から医療分野での3D映像技術の活用事例をご紹介頂きましたので、当ブログでも取り上げます。

3D映像と言えば、先日開催されたAUGM大分で出展したショートムービーを、3D技術を利用して作成したのが記憶に新しいところですが、実際に医療現場では3D技術の導入が始まっているようです。

どのようなものかと言うと、私が文字でお伝えするよりも下の動画をご覧頂く方が早いです。

まさに先日作成したような、赤青メガネを着用して見るタイプの3D映像をiPadで表示させ、立体的に体内の状態を把握することができるようです。
神戸大学杉本真樹医師は、医療画像を汎用コンピュータに取り込み閲覧・加工できるアプリケーション(DICOMビューワOsiriX)をジュネーブ大学と共同開発し、全世­界へ無償で配布している。OsiriXは2D, 3Dへ加工した医療画像をモバイル情報端末iPad/iPhoneへ転送できるため、個人単位での利用に最適である。さらにステレオ立体視機能を標準装備しており、赤青3­Dメガネを装着するだけで患者の病態が立体的に把握できる。神戸大学消化器内科では、医学教育にあたり個々の学生が自分でiPad上で直接画像操作しながら、自分で診断を­下すような模擬診療を取り入れるなど、自主的医療教育を行っている。
さらに神戸大学外科と共同で, カーナビゲーションのように手術にiPadを利用し、
手術の安全性や確実性、時間短縮などに貢献させている。同様に外科医不足解消の糸口として、若手外科修練・外科教育にも活用している。
これらのシステムはICTネットワークへの連携機能も備えており、経済性も高く、医療費削減や遠隔医療の発展、地域医療格差の是正につながることが期待される。
OsiriX」がステレオ立体視機能を標準装備しており、Mac/iPhone/iPadと様々なデバイスに対応しているからこそできる技術で、3D映像は視差6cmで作製されているそうです。

それでは、実際に3D映像を見てみましょう。上の映像ではiPadの画面がさすがに見辛いですので、下の映像をご覧ください。
※3Dで見るためには赤青メガネが必要です。AUGM大分に参加された方は、私が全員配布した赤青メガネをご利用ください(^^)


こちらの映像では最初の方は説明が入りますが、中盤から実際の3D映像が流れます。

AUGM大分の200名程を収容できる大規模会場で、かつプロジェクタ&スクリーン投影でも会場のほとんどの方が3Dで見えたことを考えると、1台のiPadで複数の医師が赤青メガネを着用して見た場合でも、かなり正確に見れるのではないかと予想しています。

ということは、患者さんへの手術の事前説明の場合なども、この方法は有効ということになり、iPadというタッチスクリーンによる直感的な操作性のデバイスと合わせて、自分の体内の状態をかなり直感的に知ることができるという意味でも、この「iPad×3D映像」の効果は高いのではないかと思います。
無償DICOMビューワOsiriXは、医療画像解析とPACS機能に優れたアプリケーションです。MDCTよりvolume renderingした再構築画像を, ワンクリックでステレオ3Dに変換できます。実際の医療現場でも、赤青3Dメガネを装着し立体視が活用されています。特に治療処置や手術に利用されています。
OsiriX Navigatorは、OsiriX公認日本語解説アプリです。
今週末に開催される「想いが届くプレゼンテーション思考術 ”Presentation Thinking” 」では、このあたりの先進医療技術のご紹介も頂く予定ですので、ご興味がおありの方はぜひお気軽にご参加ください!(イベントページ



【講師プロフィール】
杉本 真樹(すぎもと まき)

医師, 医学博士
帝京大学病院, 国立病院東京医療センター, 帝京大学ちば総合医療センター, 米国退役軍人局パロアルト病院を経て, 現在神戸大学特命講師、帝京大学医療情報システム研究センター客員教授を兼任.  2008年米国Apple本社のサイエンス/メディカルwebページをデザイン.  iOSアプリ「OsiriX Navigator」「医療画像解析アプリOsiriXパーフェクトガイド」「医療現場iPad実践ガイド」をプロデュース. 日本外科学会専門医, 日本内視鏡外科学会技術認定医, 日本消化器内視鏡学会専門医.


OsiriX App App
カテゴリ: 医学
価格: 無料

OsiriX HD App
カテゴリ: メディカル
価格: ¥2,600

医用画像解析アプリ OsiriXパーフェクトガイド App
カテゴリ: ブック
価格: ¥5,200

※価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※記事内容は平成24年3月27日現在の情報になります。

2012年3月23日金曜日

【Apple BUレポート】第32回「『CatchApp』を利用したアプリ検索の効率化とアプリのプロモーション」講師:深田 奈緒氏(有限会社クレエ)

2012年3月21日(水)19:00~20:00に、Apple Store 福岡天神にて第32回となるApple BUを開催しました。

第32回Apple BUは、アプリ検索サイト「CatchApp」を運営される有限会社クレエの深田 奈緒氏に「『CatchApp』を利用したアプリ検索の効率化とアプリのプロモーション」というタイトルで講演していただきました。

今回の講演内容をレポートします。

まず「CatchApp」は、有限会社クレエが運営するiPhone・iPod touch・iPadアプリの様々な情報を配信されているサイトです。

アプリの新着値下げ情報日本語対応情報などを日々更新されており、App StoreのiPhoneの無料Appランキングで総合2位獲得(2010年5月)されたこともあるそうです。

iPad版のCatchAppアプリでアプリ検索のデモ。
よく検索される「新着人気アプリ」や「値下げ中の有料アプリ」はQuick Searchとして登録されており、カテゴリの表示順序を任意で入れ替えられるなど使い勝手に考慮されています。

CatchApp独自の機能として「オススメ」と「キニナル」項目があり、「オススメ」が登録ユーザが良いと思ってオススメした数。「キニナル」がCatchApp独自の計算方法で算出した数値とのことです。
CatchAppサイト
また、Twitterアカウントを持っていれば、CatchAppで登録したアプリのマイページ情報を複数のiOSデバイスで共有することができ、マイページに登録したアプリが値下げになった場合はiPhone/iPadであればプッシュ通知でお知らせしてくれるそうです。

さらに、CatchAppから友人に気になるアプリをメールでお知らせしたり、Twitterアカウントを登録していればツイートすることが可能です。
※注意点として、アプリページのYouTube動画は自動検索のため、たまにアプリと関係のない動画になっていることもあるそうです。

CatchAppでは、オリジナルのApp Storeよりも様々な条件でアプリ検索ができるので、より自分の用途に合い、かつ評価の高いアプリを効率的に検索することができるようです。
iPhone版とiPad版のCatchAppアプリは機能はほぼ同じとのことです。
CatchAppサイト ランキング
次にアプリのプロモーションについて。

アプリ制作してせっかくリリースしても、アプリの存在を知ってダウンロードしてもらわなければ意味がない。つまり何らかのプロモーションを行う必要があるそうです。

iOSアプリの収益モデルについて。
有料アプリの場合「アプリの販売代金アプリ内課金自動継続課金(定期購読課金)」、さらに無料アプリの場合「アプリ内課金アプリ内広告」があります。

アプリを沢山ダウンロードしてもらうには、App Storeのランキングに入ることが近道ということで、ランキングの仕組みは、

(今日のDL数×3)+(昨日のDL数×2)+(2日前のDL数×1)


をもとにランキングが構成されているらしいです。
※Apple公式発表ではありません。

アプリプロモーションの種類としては、
広告出稿(CPI広告)レビューサイトアドネットワークリワード広告
ソーシャルメディア(Twitter・Facebook)」
マスメディア」などがあります。

次に、CatchAppでお手伝いできることとして、
アプリ開発
プロモーション(CPI広告・レビュー記事・大手広告代理店を通して他サイトへの同時掲載の依頼・リワード広告)」
その他(スマートフォン/タブレット/ソーシャルメディアの基本的な利用方法や活用のセミナー)」
などがあるそうです。

フォトディーラー App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥85


最後に、CatchAppが開発に携わった有料アプリ「フォトディーラー」のご紹介。

これはiPhoneで撮る写真の整理をするアプリで、予め登録されたアルバムのサムネイル本体がシャッターになっており、撮影と同時にそのアルバムに登録されるというものです。

現在、リリース記念で通常250円のところ85円で販売されていますので、気になる方はぜひお早めにどうぞ。



以上、第32回Apple BUのレポートになります。

深田さんには今回Apple BUのために大分からご来福頂きました。
先日開催されたAUGM大分では聞くことができなかった内容も多く、私もとても勉強になりました(^^)

CatchApp App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料


CatchApp for iPad App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料


※価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※記事内容は平成24年3月21日現在の情報になります。


2012年3月21日水曜日

【イベント開催レポート】長崎アップルユーザグループ定例会(Mar, 2012)テーマは「Macで3D映像はこう作る!」


長崎アップルユーザグループの定例会レポートです。

2012年3月の定例会は、3月17日(土)18時~JR長崎駅前の「えきまえ」いきいきひろばにて開催しました。

今月のテーマは、「Macで3D映像はこう作る!」という事で、先日のAUGM大分のショートムービーフェスティバル用の作品を制作して頂いたメンバーのしくさんに、Final Cut Proを利用したMacでの3D映像の作り方についてのデモを行って頂きました。

今月の定例会内容をレポートします。

まずは今回の3D映像を制作された件についてしくさんがブログ記事をまとめて頂いてますので、ぜひこちらをご覧ください。

メインの撮影機材はSONYのBloggie 3D(MHS-FS3)で、あとはiPhoneやICレコーダを音取りに使用しました。

バックの音源で利用したのは、日本ファルコムさんの「SORCERIAN SUPER ARRANGE VERSION」。

ショートムービー上映の時に、審査委員長のサイカ教授より「これ、本当に全部Macで制作したの?」と言われる程のクオリティの3D映像は、もちろんオールMacで制作されており(当日その場で即答できなかったのが心残りですが...)、Final Cut Proで制作されました。
2012年3月の定例会のようす
以下、引用抜粋ですが

BGM編集と映像編集はすべてFinal Cut Pro 7で行いました。まずは普通に映像をトリミングして並べます。そして普通に画面の中央にテロップを打ちます。
ここからが3D化の作業です。テロップは横50%変形で縦長にし、左右の映像の中央にそれぞれ配置します。そして片方(今回は右眼側)の文字を少し横にズラすと、手前に出てきたり奥に引っ込んだりするのです。NAUGのロゴやエンディングも同じ理屈です。この調整は裸眼立体視(平行法)で行っています。
ちなみに画面より手前に飛び出しすぎると非常に見にくくなりますので、テロップの飛び出し具合は違和感のない程度に抑えています。具体的には、テロップが3Dカメラで撮影したオブジェクトに埋もれると違和感の原因になるので、カメラ映像の少し手前になる様に調整しています。
そして赤青アナグリフ変換です。映像を200%に延ばせば縦横比は正しくなりますので、それを左右にずらして右眼用・左眼用の映像を作ります。そしてチャンネル合成機能で左眼用映像を赤のみ、右眼用映像を緑・青のみに設定して加算合成すればアナグリフ動画の出来上がりです。とまぁこういう事で、編集はすべてFinal Cut Pro 7で完結するのです。「3D」という先進的な響きとは反対の、ぶっちゃけ地道な手打ち作業で実にアナログで力技です。
…ザックリ書きましたが、これ、スクリーンショットなしで文字だけだとワケが分かりませんね。orz
3D化も赤青アナグリフも、やってみたら分かりますし、やってみないと分かりません。静止画ならPhotoshop等でも同じ様にできますので試してみて下さい。しかしこれからの時代に赤青アナグリフを作成する技術が素人に必要なのかと言われると、大いに疑問があるわけですが。orz

定例会では、何故赤青メガネをかけることで、平面の映像が立体的に見えるのか。という原理のお話もされていましたが、メモできた範囲で正確に記載することは難しいので、気になる方は、こちらのような図解入りの解説をご覧ください。

しくさんが定例会の最後にまとめとして話されたのが「趣味レベルで3D映像を楽しみたいのであれば、自作するのではなくYouTuneの3D映像変換機能を使う方が、絶対手軽だし時間もかからない!」ということです。

来年のAUGM大分のショートムービーフェスティバルは、どういった内容になるかは分かりませんが今年は制作開始前に掲げたコンセプトである「3D」は、AUGM会場内の参加者のほとんどに3Dに見えたことで達成し、大成功だったと言えると思います(^^)


以上、3月の定例会レポートでした。

来月の定例会は、通常の第3土曜日の4/21(土)に開催します。
※来月の会場は15号室になります。

内容は、先日発売になったThe New iPadを今月はどなたもお持ちでなかったので、その特徴やiPad実機に触れて今回の最大の特徴であるRetinaディスプレイのアドバンテージについて考察など行う予定です。

詳細は後日メーリングリストにて告知しますが、来月も皆さんどうぞよろしくお願いします!

※価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成24年3月21日現在の情報です。

2012年3月12日月曜日

【イベント情報】大好評につき再び福岡で開催「想いが届くプレゼンテーション思考術 ”Presentation Thinking” 」

先日、Apple Store 福岡天神で開催され大好評だった、神戸大学 杉本先生のプレゼンテーション関連のイベントが、内容を大幅に追加して再度福岡で開催されます!

先日のイベントには惜しくも参加できなかったという声が多く、Apple Store開催ということでUstream中継もできなかったのですが、今回はより多くの方にご覧頂くために当日はUstream中継を予定しています。
※回線の都合等で予定通り配信できない可能性もありますので、予めご了承ください。お近くの方は有料イベントとなりますが、ぜひご来場ください。

イベントの詳細は、主催の重岡さんのブログ記事が詳しいのですが、私の記事では主に概要を。
イベントテーマは「想いが届くプレゼンテーション思考術 ”Presentation Thinking” 」です。

【日時】
3月31日(土)  19:30〜21:30
(受付開始19:10〜)

【会場】
ギルドカフェコスタ
福岡市中央区大名1-10-14 MATCH 2F

【参加費】
1人 2,000円
 (軽食+ドリンク1杯付き)

【参加申込方法】
Facebookアカウントをお持ちの方は、こちらのイベントページにアクセス頂き、参加ボタンを押してお申し込みください。参加費のお支払いは当日会場でとなります。
Facebookアカウントをお持ちでない方は、下記要領でメールにてご連絡ください。
-----------------
宛先:event20120331***yukidama.com
(*** を @ に変えたものが正式なメールアドレスになります。)
例)メール例
タイトル:3月31日イベント申込
本文:山田 太郎
主催の(株)ゆきだま担当者より申込受付完了のメールが届いたら、手続きは完了です。
-----------------

【イベント概要】
1.「プレゼンテーション思考術”Presentation Thinking”」による、新しい超プレゼンスタイル

2. 最先端医療や教育分野でのiPad・モバイル・IT活用術

3. 話題の広げる価値あるアイデア”TED”が、TEDxOsaka、そしてTEDxFukuokaへ

以上、先日のApple Store 福岡天神でのイベント内容に加えて、杉本先生が医療分野でiPhone/iPadをどう活用されているかの先進事例紹介や、TEDxOsakaやTEDxFukuokaについてなど様々なプラスアルファがありますので、ぜひふるってご参加ください!



【講師プロフィール】
杉本 真樹(すぎもと まき)

医師, 医学博士
帝京大学病院, 国立病院東京医療センター, 帝京大学ちば総合医療センター, 米国退役軍人局パロアルト病院を経て, 現在神戸大学特命講師、帝京大学医療情報システム研究センター客員教授を兼任.  2008年米国Apple本社のサイエンス/メディカルwebページをデザイン.  iOSアプリ「OsiriX Navigator」「医療画像解析アプリOsiriXパーフェクトガイド」「医療現場iPad実践ガイド」をプロデュース. 日本外科学会専門医, 日本内視鏡外科学会技術認定医, 日本消化器内視鏡学会専門医.


2012年3月6日火曜日

【イベントレポート】Apple Storeスペシャルイベント「医療現場から学ぶ、想いが届くプレゼンテーション」

今回は、Apple Store 福岡天神で開催されたスペシャルイベントの開催レポートです。

イベント主催は神戸大学 杉本先生で、タイトルは「医療現場から学ぶ、想いが届くプレゼンテーション」でした。

まずは杉本先生が1時間の講演。

Presentation is a Present」ということで、プレゼンは相手に対する贈り物。つまりプレゼントと同じで、ただ相手にあげるだけが目的でなく、相手に何を伝えるのか、どう伝えるのか、伝えた後にどう感じてもらい、その後自分との関わりがどうなるのかを考えるのが大切ということでした。

プレゼンテーションでWeb検索すると、ヒットするのはプレゼンのスキルに関する話題ばかりだが、プレゼンで重要なのはスキルではなくアプローチが重要ということで、ガー・レイノルズ氏のPrezentation Zenのお話と、氏のTED×Tokyoでのプレゼン「Lessons from the bamboo」を紹介されました。
次に「プレゼンテーション思考」について。

プレゼンテーション思考とは、セミナーや会議でメモを取る時などは、ただ文字のメモをとるのではなく、自分が他人にその聴講する内容でプレゼンを行うことを前提でメモをとってみる。こういう内容でプレゼンすると分かりやすいなと考えながらメモしてみること。

また、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズのプレゼンを例に出して比較され、文字を詰め込み過ぎて見辛いプレゼンを作るのではなく、自分自身がプレゼンテーションなんだという気持ちで行う方が良いとのことでした。

プレゼン自体も、Macの画面を見ながらMacに向かって話しかけるのではなく、観客を見て会話(=対話)するよう心がけると良いとのことで、Mac本体も講演者の目の前に置くのではなく、できるだけ目立たない場所に配置。

スライドに情報を詰め込み過ぎるのではなく、スライドはできるだけ簡素にして、詳細情報は配布資料などで対応する方がプレゼンとしては好ましいとのことでした。

プレゼンで重要なポイントは、「Prepare(準備)/Design(デザイン)/Delivery(伝え方)」のバランスが重要で、デザインでは文字を羅列したスライドよりも写真や映像を効果的に利用したものが良く、伝え方では実際のプレゼンでの話し方や立ち居振る舞いで、できるだけ笑顔を心がけて身振り手振りを取り入れる。など紹介されました。
TEDロゴ
画像出展:TED
次に「TED」について。

TEDとは、Technology Entertainment Designの略。TEDxのxはExtra
TEDのメインテーマは「広める価値のあるアイディア」ということで、年に一度開催されており利益追求が目的ではなく、共有とコミュニケーションが目的なのが一般的な講演会との違いのようです。

TEDでのプレゼンは後日全て公開されるものの、TED自体は招待制のイベントなので自由に参加できず敷居が高いので、TEDの分科会とも言うべきTEDxが設立されたそうです。

また、「裸踊り」で有名なTEDの「How to start the movement」を上映し、ムーブメントの起こし方について説明され、誰も踊っていないライブ会場で、裸踊りのムーブメントを起こすのに重要な「最初の何人かのフォロワーを対等に扱うこと」の重要性についてご紹介されました。
杉本先生は「TED×Osaka」の開催にも尽力されており、今年は4月28日に開催予定で、2012年のテーマは「Open / Connect / Smiles」ということでした。

最後にOne more tipsということで、Bruce Leeの言葉「Be water, my friend. 」を引用され、「水を入れるからコップになる。紅茶を入れたらティーカップになる。水のようなプレゼンを心がけましょう」と締めくくられました。
次に、佐賀県庁の円城寺さんが30分間プレゼンされました。

円城寺さんは、佐賀県 健康福祉本部 医務課 医療支援担当主査。
まず佐賀県の紹介ビデオ「THREE MINUTE TRIP TO SAGA」を上映されました。
このビデオのテーマは"Avant-garde Country Side(アバンギャルド・カントリーサイド/挑戦する田舎)"ということで、倉成英俊氏、向井秀徳氏ほか、佐賀県出身のトップクリエイターが佐賀の魅力と可能性を表現されたものです。

現在、佐賀県は県内全ての救急車55台にiPadを搭載しているそうです。
そうなった経緯について説明されました。

まず近年、全国的に救急車搬送先の受入拒否によるたらい回しなどの問題が発生しており、佐賀県では特に三次医療機関への救急搬送が10年間で約2倍に増えており、救急搬送に係る時間平均もそれに伴って約10分伸びているという事実があり、これを改善するにはどのようにしたら良いか、円城寺さんは考えられたそうです。

まずは現場主義ということで、実際に救急車に乗ってみて、現状の問題点と解決策を探してみられたそうです。

そこで救急医療現場で見たものとして、受入先の医療機関を電話で必死で探す救急隊員の姿と、不眠不休で患者の治療を行う救命医師の姿だったそうです。
iPadを救急車に搭載した経緯などについて
実際に現場を見て問題点が分かったら、解決策としての「あるべき姿」を模索されたそうです。

今回は医療の「見える化」が必要だったため、救急現場と医療機関の連携のために、ITCシステムとiPadデバイスの活用を考えられました。

まず救急車の中には、情報を発信する機材が電話しかなかったので、まず救急車にノートパソコンを持ち込んでみたそうです。

すると、現場の方から「大きすぎる、入力に時間がかかる、壊れるリスクが高い」などの声があって不採用になってしまいました。

また、実際に15年程前も、救急車の中にパソコンを搭載したことがあったが、当時のパソコンと通信速度の問題で、全く使い物にならなかった経験があったそうです。

一方それならと提案してみたスマートフォンでは「小さすぎる、入力に時間がかかる、遊んでいるように見える」という意見から、絶対にダメということになってしまいました。

そんな時にタイミングよくiPadが登場し、「話題性、操作性、汎用性」などが良いとのことで導入が進んでいったそうです。

しかしそこにたちはだかる数々の課題があったそうです。
例えば、予算(お金がない)、購入(佐賀ではiPadを売ってなかった)、知識(携帯はガラケー、家にパソコンすら持っていないので活用方法が分からない)、反発(ただでさえ忙しい救急現場にまた負担を強いるのか)など。

最後に、そんな状況の中でiPadの導入が実現するに至り、それまで円城寺さんがたくさんの担当者にiPad導入に向けたプレゼンや行動をしていくに当たってのポイントとして「問題や悩みに向きあう情熱を持つ」「課題や問題を共有する」「人は権限ではなく、感動で動く」などを挙げられました。
トークショー形式で参加者との対話など
そして円城寺さんのプレゼンの後は、私も交えての3人での30分トークセッション。
さらに、参加者から意見交換を行ったり質疑応答をして、ただ一方的にプレゼンターが話すのではなく、参加者と一緒に議論するようなスタイルで行われました。

とても有意義な時間で、私もあっという間の2時間でした。
参加者からのツイートでも沢山の良い反応を頂き、また、休日にも関わらずご参加頂き本当にありがとうございました(^^)

また杉本先生も円城寺さんも様々な場所で講演をされていらっしゃいますので、今回の内容に興味を持たれた方は、ぜひお二人の講演もご覧になってみてください。



※価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成24年3月6日現在の情報です。

2012年3月3日土曜日

【イベント情報】長崎アップルユーザグループの定例会(Mar, 2012)を開催します。3月のテーマは「Macで3D映像はこう作る!」

長崎アップルユーザグループの定例会のご案内です。

メンバーにはメーリングリストにて告知していますが、2012年3月の定例会は通常の第3土曜である3月17日(土)の18時〜JR長崎駅前に「えきまえ」いきいきひろばにて開催します。
※3月は15号室での開催になります。
「えきまえ」いきいきひろば
18〜19時 座談会(「えきまえ」いきいきひろば 15号室)
19〜20時 懇親会(別会場)

3月の座談会の主な内容は、2月に開催されたAUGM大分のショートムービーフェスティバルにエントリーした作品を制作した、メンバーのしくさんによる「Macで3D映像はこう作る!」ということで、180名が入る広大な会場でも、ほとんどの方に3Dで浮き出て見えた!という実績のある3D映像の作り方について講演して頂きます。

今回も懇親会の会場は、参加人数によって決定します(会費は3,500円程を予定)

この定例会は、長崎アップルユーザグループのメンバー限定ですが、長崎アップルユーザグループはどなたでもお気軽にご参加頂けますので、ご興味がおありの方はお気軽に私までお問い合わせください(^^)

2012年3月1日木曜日

【イベント情報】AUGM 長崎(Apple User Group Meeting Nagasaki)が今年も開催!!6月2日(土)アルカス佐世保にて

長崎アップルユーザグループとしての、年に一度のビックイベントAUGM(Apple User Group Meeting)が今年も開催決定しました(^^)

と言っても、AUGM長崎は毎年、長崎アップルユーザグループと佐世保のApple User Group「Welcome to Macintosh.」さんと持ち回りで、開催地を長崎-佐世保でしているので、2012年は佐世保開催の年です。

2011年のAUGM長崎のフォトレポートは、こちらからどうぞ。

またAUGM長崎の情報は、今後こちらのブログと合わせて以下のfacebookページでも告知していきますので、ぜひいいね!をお願いします。



AUGM長崎は、2009年のスタート当初から4月開催だったので、Webサイトイメージやロゴも桜を使用していたのですが、2012年は6月2日開催ということで、このあたりのイメージも一新すべく現在制作中なので、取り敢えず仮の状態で設定しています。

さて、現時点で決定しているAUGM長崎 2012の開催概要は以下の通りです。

【日時】2012年6月2日(土)

【場所】アルカスSASEBO 大会議室ほか
長崎県佐世保市三浦町2-3 TEL 0956-42-1111

【定員】250名(予定)

【主催】AUGM長崎 実行委員会

【共催】Welcome to Macintosh. / 長崎アップルユーザグループ / iThree
アルカスSASEBO 大会議室
また昨年に引き続き、今年も事前参加登録はスタートから申し込みが殺到し、250名の定員と言えども数時間で満席になってしまう可能性が高いです(2月のAUGM大分も、180名の定員が2時間程で満席になってしまいました...)

AUGM長崎 2012に参加をご希望の方は、とにかく事前参加登録スタートと同時に申し込むくらいしなければ、キャンセル待ちになってしまいますので、くれぐれもお気をつけください。

ちなみに、事前参加登録のスタートは開催2ヶ月前の4月上旬を予定していますが、こちらの日程も決定次第に告知していきますので、お見逃しなく。

※平成24年3月1日現在の情報です。