第32回Apple BUは、アプリ検索サイト「CatchApp」を運営される有限会社クレエの深田 奈緒氏に「『CatchApp』を利用したアプリ検索の効率化とアプリのプロモーション」というタイトルで講演していただきました。
今回の講演内容をレポートします。
まず「CatchApp」は、有限会社クレエが運営するiPhone・iPod touch・iPadアプリの様々な情報を配信されているサイトです。
アプリの新着や値下げ情報、日本語対応情報などを日々更新されており、App StoreのiPhoneの無料Appランキングで総合2位獲得(2010年5月)されたこともあるそうです。
iPad版のCatchAppアプリでアプリ検索のデモ。
よく検索される「新着人気アプリ」や「値下げ中の有料アプリ」はQuick Searchとして登録されており、カテゴリの表示順序を任意で入れ替えられるなど使い勝手に考慮されています。
CatchApp独自の機能として「オススメ」と「キニナル」項目があり、「オススメ」が登録ユーザが良いと思ってオススメした数。「キニナル」がCatchApp独自の計算方法で算出した数値とのことです。
CatchAppサイト |
さらに、CatchAppから友人に気になるアプリをメールでお知らせしたり、Twitterアカウントを登録していればツイートすることが可能です。
※注意点として、アプリページのYouTube動画は自動検索のため、たまにアプリと関係のない動画になっていることもあるそうです。
CatchAppでは、オリジナルのApp Storeよりも様々な条件でアプリ検索ができるので、より自分の用途に合い、かつ評価の高いアプリを効率的に検索することができるようです。
iPhone版とiPad版のCatchAppアプリは機能はほぼ同じとのことです。
CatchAppサイト ランキング |
アプリ制作してせっかくリリースしても、アプリの存在を知ってダウンロードしてもらわなければ意味がない。つまり何らかのプロモーションを行う必要があるそうです。
iOSアプリの収益モデルについて。
有料アプリの場合「アプリの販売代金・アプリ内課金・自動継続課金(定期購読課金)」、さらに無料アプリの場合「アプリ内課金・アプリ内広告」があります。
アプリを沢山ダウンロードしてもらうには、App Storeのランキングに入ることが近道ということで、ランキングの仕組みは、
(今日のDL数×3)+(昨日のDL数×2)+(2日前のDL数×1)
をもとにランキングが構成されているらしいです。
※Apple公式発表ではありません。
アプリプロモーションの種類としては、
「広告出稿(CPI広告)・レビューサイト・アドネットワーク・リワード広告」
「ソーシャルメディア(Twitter・Facebook)」
「マスメディア」などがあります。
次に、CatchAppでお手伝いできることとして、
「アプリ開発」
「プロモーション(CPI広告・レビュー記事・大手広告代理店を通して他サイトへの同時掲載の依頼・リワード広告)」
「その他(スマートフォン/タブレット/ソーシャルメディアの基本的な利用方法や活用のセミナー)」
などがあるそうです。
フォトディーラー
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥85
最後に、CatchAppが開発に携わった有料アプリ「フォトディーラー」のご紹介。
これはiPhoneで撮る写真の整理をするアプリで、予め登録されたアルバムのサムネイル本体がシャッターになっており、撮影と同時にそのアルバムに登録されるというものです。
現在、リリース記念で通常250円のところ85円で販売されていますので、気になる方はぜひお早めにどうぞ。
以上、第32回Apple BUのレポートになります。
深田さんには今回Apple BUのために大分からご来福頂きました。
先日開催されたAUGM大分では聞くことができなかった内容も多く、私もとても勉強になりました(^^)
CatchApp
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
CatchApp for iPad
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
※価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※記事内容は平成24年3月21日現在の情報になります。