2011年7月16日土曜日

プログラミング知識ゼロから始める、iPhoneアプリ開発とスマートフォン対応サイト制作(vol.6:iTunes Connectの設定)


Appleから以下のような文面で連絡があり、晴れてiOS Developer Programへの登録が完了しました(^^)
iOS Developer Program登録が完了 
これで正式にApp Storeで配信ができるようになりました。

予想していたよりも時間がかかりましたが、ほとんどが待ち時間だったので、昨今の状況を考えると仕方ない部分もあるのかも知れません。

さて、これでまずMember Centerという専用ページにアクセスできるようになり、Developer Program Resourcesという様々なリソースを得ることができます。

このあたり全て英文サイトですが、何とか努力して理解していくしかないですね。

Member Center
そして、もう一つ必要な事がiTunes Connectの設定。


有料アプリやアプリ内課金を行う際に、Appleから弊社への振込情報として法人の税務や銀行情報の登録などを行っていきます。
iTunes Connectの設定が必要
初めてiTunes Connectにアクセスした状態が下の画像ですが、Contact Typeの「iOS Paid Applications(有料アプリ)」と「iAd Network(iAd)」へのリクエストを行います。


「Contact Info」「Bank Info」「Tax Info」の項目をそれぞれ登録する必要があります。


Contact Info」はそれぞれの担当者を「Create New Person」で情報を入力し担当全てに割り当てます。Titleは役職ですね。

初めてiTunes Connectにアクセスした状態

そして「Bank Info」ですが、ここで「Zengin Code」という単語が登場します。


「Zengin Code」は世界共通の銀行番号のようなもので、日本の銀行はこちらの「金融機関コード・銀行コード検索」で検索できます。

「Bank Account Number」が口座番号。
「Account Holder Name」が口座の契約者名。
「Bank Account Type」が口座種別(Savings (FUTSU)かChecking(TOUZA))
「Bank Account Currency」が使用通貨ですね。


銀行口座情報を入力
最後に「Tax Info」の登録。

この部分の登録に関しては、ネットで色々調べても人それぞれ違っていましたが、弊社は米国法人ではなく、かつ米国で事業活動も行っていないので、以下のように登録しました。


Tax Infoの項目一つ目
Are you a U.S. citizen, U.S. resident, U.S. partnership, or U.S. corporation?
(米国市民、米国居住者、米国のパートナーシップ、または米国法人ですか?)

なのでNo。

Tax Infoの項目二つ目
Do you have any U.S. Business Activities?
(米国での事業活動はありますか?)

なのでNo。


Tax Infoの項目三つ目





最後にこの画面。
「Type of Beneficial Owner」にCorporation。

これでiTunes Connectの設定は完了です。

弊社は正式にiOS Developer Programに登録され、有料アプリやアプリ内課金、iAdの使用も可能になりました。

ようやくこのブログもアプリ制作の話に入ることができますね。
※全て2011年7月16日現在の情報です。