2021年8月5日木曜日

【イベント開催レポート】長崎アップルユーザグループ定例会(Jul, 2021)テーマは「新型 AppleTV 4K について!」

長崎アップルユーザグループの定例会レポートです。

2021年7月の定例会は「新型 AppleTV 4K について!」ということで、私が数年ぶりに買い替えた新型 AppleTV について、新機能や使い勝手など見ていきました。

今回の AppleTV 4K(第2世代)は、A12 Bionicチップ搭載で、本体デザインは第1世代とほぼ同じ。サイズは縦横が98mm×高さが35mmで重量は 425g となっています。

容量は、32GB と 64GB の2モデル構成で、32GBモデルが21,800円(税込)、64GBモデルが23,800円(税込)と、2千円で容量は倍違いいます。ただ、AppleTV で容量が必要になるのはゲームのダウンロード等が中心で、映像のストリーミング中心なら32GBモデルでも充分と言われます。実際私も32GBモデルを選びました。

第1世代のユーザーが比べたところ、起動時間やアプリの操作感など、大きくは変わらないらしいのですが、HDMI 2.1搭載によりハイフレームレート HDR 再生に対応し、ドルビービジョンを含む最大4K/60fps のハイフレームレート HDR コンテンツの伝送が可能になりました。HDMI CECeARC/ARC をサポートしています。

今回のモデルで一番注目されているのが、完全に新しくなった専用リモコン「Siri Remote」です。アルミニウムのユニボディで電源ボタンが新たに配置され、単体でも6,500円(税込)販売されており、第1世代 AppleTV 4K でも利用可能です。

クリックパッドコントロールを搭載し、上下左右のスワイプと押し込みに対応。クリックパッドの外周はジョグコントローラーになっていて、往年の iPod ライクな操作性が特徴です。
今は YouTube など非対応アプリもありますが、動画のスクロールサーチの時などにも便利です。
定例会のようす
また、今回からtvOS 14.5以降の新機能として登場した、自動カラーバランス調整について。
テレビの HDMI 入力の画質を、HDTV 規格の業界標準である D65(6500K)に自動調整するもので、Face ID を搭載した iPhone が必要です。なお、こちらの機能は映像を高画質化する訳ではなく、D65 基準に合わせるのが目的なので注意が必要です。また、Apple TV を接続している HDMI 入力の映像だけに影響し、通常の TV 出力の映像には影響しません。

今回搭載された、A12 Bionic チップは、ゲームのような負荷の高い処理に影響し、Apple Arcade も少しずつタイトルが充実していけば、AppleTV の使い方も変わってくるかも知れません。実際、PlayStation 5 用の Bluetooth コントローラーは接続可能になってきており、対応するサウンドバーなどあれば、Apple Music のドルビーアトモスによる空間オーディオにも対応可能です。
 

以上、7月の定例会の報告でした。

次回8月の定例会は、8月21日(土)にオンラインでのみ開催します。
オンライン:Zoom ミーティング(メーリングリストにてURLお知らせ)

座談会の内容は「楽天モバイル・LINEMO について!」ということで、西田さんに使用感や対応エリア、ダブルSIM運用などのユーザーの声をお届けして頂きます。

なお、Zoom の URL は、不特定多数の方が参加できないようにメーリングリストにて配信させて頂きますので、ご了承ください。

※掲載商品の価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※2021年8月5日現在の情報です。