2021年7月の定例会は「新型 AppleTV 4K について!」ということで、私が数年ぶりに買い替えた新型 AppleTV について、新機能や使い勝手など見ていきました。
今回の AppleTV 4K(第2世代)は、A12 Bionicチップ搭載で、本体デザインは第1世代とほぼ同じ。サイズは縦横が98mm×高さが35mmで重量は 425g となっています。
容量は、32GB と 64GB の2モデル構成で、32GBモデルが21,800円(税込)、64GBモデルが23,800円(税込)と、2千円で容量は倍違いいます。ただ、AppleTV で容量が必要になるのはゲームのダウンロード等が中心で、映像のストリーミング中心なら32GBモデルでも充分と言われます。実際私も32GBモデルを選びました。
第1世代のユーザーが比べたところ、起動時間やアプリの操作感など、大きくは変わらないらしいのですが、HDMI 2.1搭載によりハイフレームレート HDR 再生に対応し、ドルビービジョンを含む最大4K/60fps のハイフレームレート HDR コンテンツの伝送が可能になりました。HDMI CEC、eARC/ARC をサポートしています。
今回のモデルで一番注目されているのが、完全に新しくなった専用リモコン「Siri Remote」です。アルミニウムのユニボディで電源ボタンが新たに配置され、単体でも6,500円(税込)販売されており、第1世代 AppleTV 4K でも利用可能です。
クリックパッドコントロールを搭載し、上下左右のスワイプと押し込みに対応。クリックパッドの外周はジョグコントローラーになっていて、往年の iPod ライクな操作性が特徴です。
今は YouTube など非対応アプリもありますが、動画のスクロールサーチの時などにも便利です。
定例会のようす |
また、今回からtvOS 14.5以降の新機能として登場した、自動カラーバランス調整について。
テレビの HDMI 入力の画質を、HDTV 規格の業界標準である D65(6500K)に自動調整するもので、Face ID を搭載した iPhone が必要です。なお、こちらの機能は映像を高画質化する訳ではなく、D65 基準に合わせるのが目的なので注意が必要です。また、Apple TV を接続している HDMI 入力の映像だけに影響し、通常の TV 出力の映像には影響しません。
今回搭載された、A12 Bionic チップは、ゲームのような負荷の高い処理に影響し、Apple Arcade も少しずつタイトルが充実していけば、AppleTV の使い方も変わってくるかも知れません。実際、PlayStation 5 用の Bluetooth コントローラーは接続可能になってきており、対応するサウンドバーなどあれば、Apple Music のドルビーアトモスによる空間オーディオにも対応可能です。
以上、7月の定例会の報告でした。
次回8月の定例会は、8月21日(土)にオンラインでのみ開催します。
オンライン:Zoom ミーティング(メーリングリストにてURLお知らせ)
座談会の内容は「楽天モバイル・LINEMO について!」ということで、西田さんに使用感や対応エリア、ダブルSIM運用などのユーザーの声をお届けして頂きます。
なお、Zoom の URL は、不特定多数の方が参加できないようにメーリングリストにて配信させて頂きますので、ご了承ください。
※掲載商品の価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※2021年8月5日現在の情報です。