2021年3月の定例会は「大手3キャリアの新プランについて!」ということで、ahamo や LINEMO や povo といった大手キャリアから出る新しい料金プランの特徴について見てみました。後半は、しくさんに Apple Watch での心電図機能についてお話を頂きました!
2021年3月から大手3キャリアが格安の料金プランを打ち出してきました。
それぞれ、docomo が ahamo 。SoftBank が LINEMO 。au が povo というサービス名称で、楽天は今まで通り Rakuten UN-LIMIT ですね。
各社、後出しジャンケンのように料金競争をしてきたのが印象的でしたが、3,000円未満で20GBの通信が付いてくるのはほぼ同じです。
各社とも、基本的に契約はオンラインのみとなり、ご高齢の方にはかなりハードルが高いような気がしますが、そういう部分でコスト削減しているので仕方ありませんね。
音声通話定額のプランが最初から含まれているのが ahamo で、オプション扱いなのが LINEMO と povo です。
留守番電話サービスとキャリアメールに関しては、3キャリアとも使えなくなるので、注意が必要な部分ですね。
また、Apple User Group としては Apple Watch 対応も気になるので取り上げましたが、Apple Watch のセルラーモデル(私のように Wi-Fi モデルの場合は関係ありません)をご利用の場合、ahamo と LINEMO は使用不可となり、povo はウォッチナンバーを au から移行した場合のみ利用可能となるようです。
定例会のようす |
さて、次にしくさんに Apple Watch で新たに搭載された機能「心電図」について詳しく解説して頂きました。
watchOS 7.3 から心電図アプリが提供され、日本でも Apple Watch を使って日常的に心電図を取ることができるようになりました。
ただ、健康診断などで病院で使用される心電図測定器とはさすがに異なるため、医療用途として過剰に期待しすぎるのはいけないようです。
病院でで心電図の検査をするときには、手足や胸の周りにいくつも電極をつけて記録して、心臓の動きを電気的に12の角度から記録をしているようですが、Apple Watch で心電図を記録する場合は、デジタルクラウンに指で触れることで、そのうちの1つを記録するという事のようです。(すみません、詳細な部分はメモを取っていなかったので、うろ覚えです。)
心臓の動きは、電気の流れで正常に動作しているかどうかを見ることができ、電気の流れが異常な値を示すと「不整脈」や「心房細動」のような診断になります。
では、健康診断の時などで「特に心臓に異常がない」と診断されている場合、どのくらいの頻度で心電図アプリで30秒測定をすれば良いのかという目安ですが、「毎日のように計測する必要はない」という事で、何か気になる症状や普段と違うような違和感があった時に、目安の一つとして測定するのは良いかも知れませんが、むしろそういった違和感がある場合は心臓の事ですので躊躇なく医療機関を受診した方が良いのかも知れません。
とは言っても、今まで病院に行かなければ測定することができなかった心電図が、Apple Watch で気軽に測定することが可能になった(精度は今後の技術の発展に期待するとして)のは、大きな進歩のような気がします。Apple Watch では心電図だけではなく、心拍数や歩数などヘルスケア向上のための色々なデータを意識せずに蓄積できるのが魅力なので、これからもどんどん機能強化していく事に期待ですね!
以上、3月の定例会の報告でした。
次回4月の定例会は、4月10日(土)にオンラインでのみ開催します。
オンライン:Zoom ミーティング(メーリングリストにてURLお知らせ)
座談会の内容は「最近購入したデバイスやサービスで印象的なもの!」ということで、いよいよネタが尽きてきましたので、フリートーク中心でいこうと思います。ここ最近買って良かったと思うようなデバイスやサービスなど、参加メンバーに自由に話して頂こうと思います。
なお、Zoom の URL は、不特定多数の方が参加できないようにメーリングリストにて配信させて頂きますので、ご了承ください。
※掲載商品の価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※2021年4月1日現在の情報です。