長崎アップルユーザグループの定例会レポートです。
2018年8月の定例会は、8月18日(土)18時~JR長崎駅前の「えきまえ」いきいきひろばにて開催しました。
8月のテーマは「Macでのデータ管理・ファイル共有について!」ということで、ビジネスシーン等では他者と同じデータを管理し合ったり、ファイルの共有をしたりするシーンがあると思いますが、現状どのようなサービスがあるのかについて確認しました。
まずは定番過ぎて当たり前ですが、メールでの添付ファイルが最もポピュラーではないでしょうか。セキュリティの問題や添付ファイル容量の制限などありますが、現在日本で最も広く普及しているデータ送信の手段だと思います。
続いて、Apple 製品でしか利用できませんが、相手のメールアドレス入力等も必要なく簡単に大容量のデータ送信ができるのが AirDrop です。
通信は Bluetooth で行うため、転送速度はやや落ちますが、容量制限がなくパケット通信費もかからないのは魅力的です!
続いてこちらも最近かなり普及している Dropbox です。
無料プランでもそれなりの容量が確保でき、メール添付ファイルの容量制限に引っかかった場合など、Dropbox 経由で共有してダウンロードしてもらうと便利です。
共有ファイルはユーザ単位で設定できるため、比較的セキュリティは高く保つことができますし、ダウンロード完了後は元データを消してしまえば安心です。
大容量のプランが必要であれば、個人向け・チーム向けそれぞれで有償で容量を増やすことができます。
ただし、クラウドサービスの特徴として、Dropbox 社のサーバにデータを一時的にでも保管することになりますので、機密データの受け渡しには向いていませんのでご注意ください。
また、Dropbox のようなユーザごとに領域が割当てられる形ではなく、ファイル受け渡しのために一時的にサーバにデータをアップロードするサービスとして、宅ふぁいる便や firestorage を挙げました。
いずれも無料で使える容量が大きいので、使い勝手は良いですし古くからあるサービスなので安心感もあります。
次に有名どころとして Google アカウントがあれば無料で使える Google ドライブ を挙げました。
Dropbox のようなファイル共有の使い方もできますし、Google 版 Office スイーツである「 Google ドキュメント」「 Google スプレッドシート」等のサービスを利用すると、複数人が一度にオンライン上でファイル編集することも可能です。
最後に、定番ですが Microsoft Office のクラウドサービス「 Office 365 」について。
Adobe Creative Cloud 等のサービスと同様、月額課金制のサブスクリプションになりますが、サービス加入期間は Word / Excel / PowerPoint などお馴染みのソフトを使うことができ、更に Business 版なら OneDrive を利用してクラウドサービスも活用できます。
Office 365 の OneDrive を利用すれば、 Google ドライブのように、複数人でクラウド上のファイルを編集することができ、かつ慣れ親しんだ Office ソフトからできますので、色々な企業で活用されているのではないかと思います!
以上、8月の定例会の報告でした。
次回9月の定例会は、通算100回目の定例会となる記念すべき回ですが、普段通り9月29日(土)に開催します。
※会場は6号室です。
内容は「2018年秋にリリースされる新製品について!」ということで、9月12日に発表されるであろう、あの製品やあの製品について、もしどなたか購入された方で当日間に合えば実機を元に話しましょう!
詳細は後日メーリングリストにて告知しますが、皆さんぜひよろしくお願いします!
※掲載商品の価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成30年9月9日現在の情報です。